川端 裕人 / 集英社(2006/04)
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<4年に1度のワールドカップ期間中にこの本を読めた幸せ!>
少年サッカーを題材とした夢のある小説である。
何せ、目指しているのが日本一じゃなくって銀河一なんだから。
この小説の魅力はそのタイトルに集約されていると言っても過言ではない。
コーチとなるのは元Jリーガーの
花島勝。
とある事情で失業中のある日、公園で発泡酒を飲みながらミニサッカーに興じている小学生達のスーパープレイを目の当たりにする。
指導者として暗い過去がある花島であるが、
竜持、
鳳壮、
虎太の三つ子のプロ並のテクニックに驚愕したのは事実。
彼らの仲間である
翼から不在であるコーチを頼まれ、サッカーの魅力に負け引き受けることとなる。
途中で、過去の事件により一旦コーチを退くがのちに復帰。
そこからはライバルチームから
青砥や
多義が加入し、まさに快進撃が始まるのである。