6回めのノミネートで受賞!
いやあ、参りました。
個人的予想は少し外れたのですが、本命が受賞と言うことでめでたいことであると素直に拍手を送りたいと思います。
東野さん、本当におめでとうございました。
個人的には、典型的な“ファンに愛される作家”だと強く思ってます。
東野さんのファンが長ければ長いほど、その文章の読みやすさ、エンターテイメント性の高さと作家としての実力を熟知されているはずで、悔しい思いをしていたはずです。
中には、“そんな賞辞退してしまえ!”と思われてた方も多かったはずです。
お笑い小説系の中で(『黒笑小説』)、直木賞をネタにしたものもあったのですが、以前訣別宣言した横山秀夫さんとは違った形で念願が叶ったと言えそうです。
もちろん、考えようによっては遅すぎたのかもしれませんが、“正当な評価がやっと下された”と溜飲が下がった方も多いんじゃないでしょうか。
個人的予想では伊坂さんの選ばれる確率の方が高いと思ってましたが(というか2名受賞だと信じてました)、作品としては東野さんの作品の方が上だったと思います。
文春も威厳を保ったのでしょうか(笑)
少しは直木賞を見直された方も多いのかもしれませんが、第131回から第134回までの4回(計5作品)文春が連続独占受賞をしているという現実も見逃せません。
これで“本屋大賞”にも選ばれたら本当に五冠達成(年末のこのミスなども含めて)ということになるのでしょうね。
その確率は本当に大だと思います。
少し総括します。
もし、受賞作が文藝春秋以外の作品だったら、キャリアや年齢を考慮して候補作に上がらなかったと思ったりもします。
でもここで候補に上がるのが
直木賞の1つのルールなんですね(笑)
いずれにしても、
東野さんのこれまでの直木賞に対するいきさつや、作品自体としての比較を踏まえて客観的に見たところ、妥当な選考だったのではなかったかと思います。
決して能力的に見劣ってわけではないのに、後輩作家の後塵を拝し続けていた東野さん。
現在ドラマでオンエアーされている
『白夜行』と今回の新たな代表作『容疑者Xの献身』、まだまだ素敵な作品が多くあります。
東野さんが、今回直木賞を受賞されたことでますます冴えた執筆活動を続けてくれることを長年のファンのひとりとして書き留めたく思います。
直木賞取って欲しいアンケート!の投票結果です。
『容疑者Xの献身』 22票
トラキチ、
エルフさん、
リサさん、
よしさん、
ONEさん、ゆかさん、あさみさん、HNなし15人
『死神の精度』 16票
トラキチ、
柊さん、
よしさん、
ゆかさん、
花さん、HNなしの方11人
『蒲公英草紙』 4票
柊さん、
花さん、
なほまるさん、HNなしの方1人
『夜市』 4票
ONEさん、HNなしの方3人
『ハルカ・エイティ』1票
かいくんさん
『あの日にドライブ』1票
エルフさん
ご無沙汰しております。
東野さん、良かったですね。
確かに著作数が多いのでどれから読んだらいいかわかりづらいのかもしれませんね。
一番喜んでいるのは文庫数が圧倒的に多い講談社かもしれませんね(笑)
念願の直木賞受賞、これからもっとのびのび書いて楽しませてくれそうな気がします。
マイベス、全然更新できてませんでご迷惑お掛けしております。
ただいま、集計しております。
もうしばしお待ち願います。
以前、「容疑者Xの献身」について期待はずれだみたいな事をコメントしましたが、僕の思い違いでした。
さすがは、東野圭吾さんが“ここ5年の自信作”だというだけはありました。
「白夜行」がTV化され、原作も本屋さんで棚積みされているのが、よく見かけられます。
また「変身」ももうすぐ公開されるみたいです。
東野圭吾さんの作品は、著作が多いせいもあって映像化される作品が多いです。
ただ、“なかなかの出来”と思わせる作品が今のところないように思われます。
宮部みゆきさんの作品も不遇の時代がありましたが、大林宣彦監督が「理由」を映像化し、原作者も納得の中々の出来でした。
TVの「白夜行」もなかなかいい線ではないかと思っていますが、ここらで僕の好きな映画の分野で素晴らしい作品を観たいです。
とにかく直木賞受賞おめでとうございます。
ちょっと落ち着きましたが、かなり本屋で東野コーナー賑わってますね。
ブックオフでは『白夜行』が売り切れてました。
いつも置いてるのに(笑)
恩田さん、いよいよチャンス到来ですね(*^_^*)
本当によかったですね、東野さん。
東野さんの文章は日頃あまり本を読まれてない方でもすぐに馴染めるんじゃないかなと思います。
恩田さんと伊坂さんは 東野さんが卒業したあとの“直木賞予備軍”の一番手でしょう(*^_^*)
>kasokageさん、おはようございます(はじめましてかな)
さすがに本人が一番嬉しかったと思います。
東野さんほどの人気作家となれば、出版依頼に関してはたとえ賞が取れなくてもそんなに影響がないかなとは思いますが、文庫本の売れ行きとかあるいは講演依頼などが殺到すると思います。
あとやはり名誉的なものが一番大きいでしょうか。
10年、20年後も名前が残るのは間違いないでしょうからね(笑)
これで、次は恩田さんにも番がまわってくるかしら なんて思いました。
それにしても「容疑者X」はもう半年ほど図書館の予約を待っていて未読です。
今日確認したら現在予約は340人とかで・・・・。私はあと10人ほどらしい。
「受賞作」と箔もついたし、読むのが楽しみです。